チャートパターンはサヤ取りでも使える
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これまで現在取り組んでいるサヤ取りの状況を書いてきたが、
前回の記事で手仕舞ったペアについて、今回はその根拠について書いていく。
ligh10-sayatori.hatenablog.com
まずは今回手仕舞いしたペアのサヤチャートを見てみよう。
※サヤチャートは「サヤトレ」より
Aのところで仕掛け、Bのところで手仕舞った。
手仕舞いの根拠にしたのは、紫の枠部分。
この形を見て気づいた。
ダブルトップである。
ダブルトップは上昇相場の天井を示すチャートパターンで、
アルファベットの「M」のような形になった後に相場の下落を示唆するものである。
このパターンでは二つの山とその間にある谷(=ネックライン)までの幅と
同じ分を下落幅と想定する。
チャートパターンは機能しないことがままあるが、
手仕舞いに至ったもう一つの根拠はサヤの移動平均線(赤線)である。
※サヤチャートは「サヤトレ」より
移動平均線という大きな流れに沿った中でできたダブルトップ、ということで
「この場面では機能する」と判断した。
(ちなみに二つ目の山の中にも小さなダブルトップがある)
サヤの動きに勢いがあるので、まだまだ利を伸ばせるとも思ったが、
根拠のあるトレードを習慣化する一歩として今回のペアを手仕舞いすることにした。
※サヤチャートは「サヤトレ」より
ちなみにセオリーだとネックラインを割ったところ、もしくは
ネックラインで跳ね返されたところ(Cの部分)から仕掛けてターゲットを狙っていく。
結果論といえばそれまでだが、
「チャートパターンはサヤ取りでも使える」という気付きが生まれた。